前回の続きからです。

エントリー後に考えるべきことを3つ紹介しました。

1.最低形を考える

2.通常形を考える

3.最高形を考える

前回記事の最後に記載した通り、3は取るのが難しいので、まずは2で利益を取れるようにすることです。

これは1.2.3のイメージ図です。

○相場における1.2.3の関係性

利益は1.2.3の順に伸びます。

1.2.3の純に利益を伸ばす過程において、各時間足には、『壁』が存在します。

『壁』はサポレジ(直近高値安値)、MA、BB、フィボ、雲など様々あります。

各時間足に存在していることが重要です。

これは、それぞれ個別に認識する必要があるということです。つまり、マルチタイムフレーム分析が必要となってきます。

マルチタイムフレーム分析(MTF分析)で『壁』を見ながら、近接している順にどう反応するかを見極めていきます。

単一の時間足だけを見ていては、取れるべき利益が取れません。

具体例。

4時間足トレンドを狙って15分足逆張りでエントリーした場合です。

まずは15分足の壁として、

・15分足のMA20を突破するか(BBのミドルライン)

・15分足のBBを2シグマに届くか(エントリーとは反対側の)

・15分足の直近高値安値を破れるか(BB2シグマと重なりやすい)

15分足のフィボ618〜762で支えられるか

支えられない場合、1で終わる可能性が高いです。

そして、これらをクリアしたら、4時間足(執行足)の壁があります。

・4時間足のMAで支えられるか

・4時間足の直近高値安値を破れるか

・4時間足のエキスパンジョン100ラインに到達するか

ここまで利益が伸びてくれば2で利確できます。

また、これはあくまで例であり、実際には1時間足に壁があったり、30分足に壁があったりする為、言い出したらキリがないですが、、

また、ここから3への移行も同様で、日足のMAやその他様々な壁を破れるか、を見ていきます。

要は短期足の壁が出てきて、中長期、日足の順に壁が発生する、ということですね。